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Office 365 の新機能まとめ 2014 年 2 月

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対象: 新Office365 Office 365 Enterprise, Office 365 Small Business, Office 365 Midsize Business

 

(この記事は 2014 年 2 月 28 日に Office Blog に投稿された記事の翻訳です)

 

投稿者: Office 365 チーム、投稿日: 2014 年 2 月 28 日

 

2 月は Office 製品群において大きな動きがありました。まず、2 つのサービスの名称に変更があり、機能も強化されました。Office Web Apps は「Office Online」に、SkyDrive Pro は「OneDrive for Business」に生まれ変わりました。また、セキュリティとコンプライアンスの機能にも大きな更新がありました。Office 365/Yammer での認証の強化、迷惑メール/マルウェア対策の強化、S/MIME および Office 365 Message Encryption の電子メール暗号化オプションの追加、データ損失防止機能の追加などがありました。さらに、データの視覚化ツールである Power BI for Office 365 がプレビュー期間を終了し、一般提供版として企業ユーザーの皆様にご利用いただけるようになりました。ご興味のある新機能について、ぜひ皆様のコメントをお寄せください。また、1 月の新機能に関する記事をまだお読みでない方は、「Office 365 の新機能まとめ 2014 年 1 月」をご覧ください。

 

企業向け Office 365 の更新情報*

Office Web Apps から「Office Online」へ– Excel、Word、PowerPoint、OneNote をオンラインで使用できる Office Web Apps が、「Office Online」に名称変更されました。名称変更後も、1 月に導入された最近の強化機能 (英語)、およびリアルタイム共同編集機能はそのままご利用いただけます。

OneNote Online の更新 (英語)– ナビゲーション画面に新しい視覚的な合図が採用されたほか、セクションとページの両方で新たに列が使用できるようになりました。

Office 2013 Service Pack 1 – SP1 が公開されました。Office 365 ユーザーの皆様には、修正プログラムと機能強化が自動的に配信されます。

多要素認証– 多要素認証により、ユーザーは Office 365 にログインする際に、2 段階の認証が要求されるようになります。ID の認証手段としては、電話での通話、SMS、モバイル アプリの使用のいずれかから選択できます。多要素認証を行うことで、セキュリティを向上させ、ドキュメントや電子メールへの不正アクセスを防止することが可能です。

Exchange Online Protection の強化機能 – ディレクトリ ベースのエッジ ブロック、Office 365 に追加可能なドメイン数の増加、メッセージの追跡データの保持期間を 90 日間に延長、メール保護レポート機能の強化、リモート PowerShell の使用といったスタンドアロンの EOP の機能と、OWA およびデバイス向け OWA の迷惑メール報告機能が強化されました。

Office 365 Message Encryption の一般提供を開始– Windows Azure Rights Management のユーザーが、トランスポートルールを使用して、社外へ送信されるメッセージに対し暗号化を強制適用できるようになりました。

S/MIME による暗号化をサポート – S/MIME 規格が Exchange Online の Outlook、OWA、および EAS でサポートされ、これにより、企業ユーザーの皆様はコンプライアンスを満たしている各種デバイスで S/MIME による暗号化とデジタル署名が適用された電子メールを送受信できるようになりました。

データ損失防止機能の拡張– 企業の機密情報の保護に役立つ 2 つの新機能が導入されました。1 つはドキュメントのフィンガープリントで、同一のテンプレートで作成されたドキュメントとポリシーとを対応させ、適用することができます。2 つ目は OWA に追加されたポリシー ヒントで、電子メールを送信する前に、そのメッセージに関連するコンプライアンス ポリシーを確認できるようになります。

階層型アドレス帳が使用可能に– Outlook のアドレス帳を組織の階層形式で表示できるようになり、組織内のユーザーを探しやすくなりました。

Exchange 管理センターのスタートページの刷新 – ダッシュボードビューが新しくなり、よく使用する管理タスクに直接移動するリンクが配置され、管理ページでの操作が高速化されました。

OneDrive for Business for iOS (英語) – SkyDrive Pro が「OneDrive for Business」に生まれ変わりました。これに合わせて、対応する iOS アプリも更新され、特定の SharePoint Server 2013 構成での認証に対応するよう機能が強化されました。

Power BI の一般提供を開始– Power BI の一般提供が開始され、Office 365 およびスタンドアロン製品のユーザーがアドオンサービスと利用できるようになりました。Power BI for Office 365 は、内外のソースのデータの検索/アクセス、データに対する自然言語クエリの実行、データの自動更新、インタラクティブなダッシュボードの作成/共有などが可能な新しいサービスです。

Lync 2013 デスクトップクライアントの更新 (英語)– 送信者または受信者のビューで画像の表示/非表示を指定するオプション、200% の拡大に対応した高解像度モニターのサポート、常設チャットルームでのファイルおよび画像の転送機能が追加されました。

Android 用 Lync Mobile の更新 (英語)– 最近退席した会議や切断された通話に再度参加したり、直前に退席した IM の会話を他のデバイスで再開したりするためのオプションが追加されました。

Yammer へのログインが簡単に– Yammer を Office 365 の既定のソーシャルエクスペリエンスとしている場合、Office 365 ユーザーが自動的に Yammer アカウントにマッピングされるため、ナビゲーションバーの [Yammer] をクリックしてログインする際にサインインが不要になります。

Yammer App for SharePoint の更新– Yammer App for SharePoint がインストールされた SharePoint サイト所有者の皆様は、Yammer App for SharePoint の最新の更新プログラムをインストールしてください。これにより、SharePoint Online で継続して機能を使用できるようになります。Yammer App for SharePoint では、Yammer の会話をチーム サイトのコンテキストにインラインで表示できます。

機能更新はグローバルに行われるため、お客様の Office 365 アカウントでこれらの更新機能をご利用いただけるようになるまでには時間がかかる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

– Andy O’Donald (@andyodonald)


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